【日高町・若林農園】行者にんにく(キトビロ)狩りへ!3人で約7kg収穫した北海道の春

お出かけ
畑一面の行者にんにく

2026年4月25日、北海道日高町にある若林農園へ、毎年恒例の行者にんにく、通称キトビロ狩りに行ってきました。

今回のメンバーは家族4人と犬1匹。ただし、犬はキトビロ狩りには参戦できないので、1人は犬のお守り係に。実際に畑へ出動したのは3人です。

毎年行っているとはいえ、畑一面に行者にんにくが広がる景色は、何度見ても圧巻。「今年もこの季節が来たな」と思える、わが家の春の恒例行事です。

北海道の春らしい恒例行事として、今年もたっぷり楽しんできました。

若林農園の行者にんにく狩りは初心者にも安心

若林農園のいいところは、山菜の知識がなくても安心して行者にんにく狩りを楽しめるところです。

最近は山に入ると熊と出くわす危険もありますし、山菜の知識がないと、行者にんにくに似た毒性の高い植物を誤って採ってしまう恐れもあります。山菜採りは楽しい反面、知識がないまま山に入るのは正直かなり危険です。

その点、若林農園は最初から行者にんにくが栽培されている農園。間違えて別の植物を採ってしまう心配が少なく、安心感があります。

毎年、わが家の行者にんにくを楽しみにしてくれている知人も多いので、この「安全に採れる」というのはかなり大事なポイントです。知識がない状態で山から採ってきたものを人に渡すのは怖いですが、若林農園ならその不安がありません。

そして何より、価格が安い。

若林農園も年々値上がりはしていて、今回訪問した2026年4月25日時点では1kgあたり1,800円でした。それでもネットで見ると1kg5,000円前後のものもありますし、スーパーで見かけたときは小さな一袋が498円。そう考えると、たくさん採るわが家にとっては十分行く価値があります。

もちろん、1kgくらいしか採らない場合は、高速代やガソリン代をかけてまで行く必要があるかは人によると思います。でも、わが家のようにしっかり採って、家でも食べて、知人にも配るなら、かなりありがたい場所です。

到着は午前10時50分ごろ。駐車場もスムーズ

駐車場前の旗

若林農園に到着したのは、4月25日の午前10時50分ごろ。

先客はいましたが、多すぎるわけでも少なすぎるわけでもなく、ちょうどよい雰囲気でした。駐車場にもすんなり停められました。

たとえ人が多い日でも、行者にんにく狩りができるスペースはかなり広大なので、窮屈に感じることはなさそうです。隣の人と肩をぶつけ合いながらキトビロ争奪戦、みたいな感じではありません。

受付で鎌を借りて、袋を受け取って畑へ

注意書きと価格

到着したら、まず受付で人数分の小さな鎌を借ります。自分で刃物を持ち込むのではなく、農園で用意された鎌を使うスタイルです。

その後、必要な袋の枚数を伝えると袋を渡してくれるので、鎌と袋を持って畑へ向かいます。壁には注意書きも書かれているので、初めて行く人はしっかり確認しておくと安心です。

受付から実際に狩りを開始するまでの流れはとてもスムーズ。畑に入る前にトイレを済ませることもできます。こういう細かいところ、地味に助かります。

スタッフさんも親切で、説明も難しいことはありません。初めて行った人でも問題なく楽しめると思います。

個人的に好きなのは、あまり商売っ気が強すぎないところです。今のまま、長く続けてくれたらうれしいなと思います。会計時には「来年はいつごろから開催予定か」も教えてくれました。

畑一面の行者にんにくは何度見ても圧巻

狩れる場所には旗が立ってます。

畑に入ると、そこには一面の行者にんにく。

毎年見ているはずなのに、あの景色は何度見ても「おお……」となります。写真でも伝わると思いますが、とにかくびっしり。まさにキトビロ天国です。

中には太くて立派な行者にんにくもたくさん生えています。太いものを狙って狩るのが楽しく、ちょっとした宝探し感があります。

ただし、まだ成長しきっていない小さいものは採らないように注意書きがあります。小さいものは狩らずに、次の成長を待ってあげてください。

根こそぎ採るのは楽かもしれませんが、太く育ったものを選んで採ったほうが、食べるときの食べ応えもありますし、やっぱりおいしいです。

太くて美味しそうなものもたくさん生えてます。

3人で約40〜45分、収穫は約7kg

今回は10時50分ごろに到着し、11時40分くらいには会計を済ませていました。実際に行者にんにくを狩っていた時間は、だいたい40〜45分くらいだったと思います。

その短時間で、3人で採れた量は約7kg。

ちょっとした収穫祭です。いや、ちょっとではないですね。完全にキトビロ祭りです。

会計は、採った行者にんにくを袋ごと重さを量り、合計のキロ数に単価をかけて精算するスタイル。今回は1kg1,800円だったので、約7kgとなるとなかなかの量です。

会計の際には、借りていた鎌を使用済みの箱に返却します。また、一家族に1個、山わさびをサービスしてくれました。これがまたうれしいおまけでした。

収穫したもの

行者にんにく狩りの服装と持ち帰りの注意点

キトビロ狩り自体は楽しいのですが、ずっと下を向いて作業するので、腰は少し痛くなるかもしれません。夢中で採っているときは平気でも、立ち上がった瞬間に「あ、腰」となるやつです。

太いものを探すには、葉っぱだけではなく根元のほうをよく見るのがコツです。ただ、若林農園は畑一面に行者にんにくが生えているので、太いものを探すのはそれほど大変ではありません。

手ににおいがつくのを防ぐためにも、軍手は持っていくのがおすすめです。服装は、動きやすくて汚れても問題ないものが安心です。

一袋には1kg以上入るので、採ったものは上手に袋へ入れていくとよいです。

そして、かなり注意したいのが持ち帰り時のにおい。

自宅まで車で持ち帰ると、車内がとても行者にんにく臭くなります。春の香り、というには少々パンチが強めです。わが家ではゴミ袋を二重にして、なるべくにおいが漏れないようにして持ち帰っています。

キトビロはおいしい。でも、車内の主張もなかなか強いです。

道中はサラブレッドも見られる日高らしい景色

若林農園までは、基本的には迷わずたどり着けると思います。

ただし、若林農園では毎年、行者にんにく狩りができる畑の場所が変わることがあります。「去年はここで狩れたのに、今年は場所が違う」ということもあるので、毎年行っている人ほど一瞬「あれ?」となるかもしれません。

若林農園へ向かう途中には牧場がたくさんあり、サラブレッドの姿も見ることができます。さすが日高。行者にんにくを採りに行くはずなのに、道中で馬の美しさに見とれてしまいます。

近くには、受付をすれば無料で入れる牧場もあり、サラブレッドにニンジンをあげる体験もできます。犬や猫も放し飼いされていて、動物好きにはかなり楽しい場所です。

ただ、YouTubeなどで取り上げる場合には許可が必要という注意書きもあったので、ここでは詳しく書きすぎず、日高らしい寄り道スポットとして軽く触れる程度にしておきます。

看板だけ

ランチは軽めに。日高の春ウニはいつか食べたい

行者にんにく狩りのあとは、せっかく日高方面まで来たのでランチへ。

事前にお店を決めていたわけではなく、車内で「日高の春ウニが食べられるお店はないかな」と急いで調べて向かってみました。

ただ、今回は少し外れ感もあり、結局は蕎麦や天丼などの普通の昼食に。可もなく不可もなく、という感じだったので、ここはさらっと流します。

日高の春ウニは、いつか食べてみたいところです。わが家は毎年夏に積丹方面へウニを食べに行くので、今年もそちらを楽しみにすることにします。

二十間道路の桜並木にも寄り道

桜並木

ランチのあとは、満開という情報を見聞きしていた二十間道路の桜並木へも寄ってきました。

ただ、実際に見た感覚としては「ん?まだ満開じゃないのでは?」という印象でした。もちろん桜はきれいでしたが、期待値が高かったぶん、少しだけ肩透かし感もありました。

それでも道路はしっかり渋滞していて、さすが有名な桜の名所。駐車できるスペースにたどり着いたのは桜並木の終点近くで、そこから中心部まで戻るのは大変そうだったため、今回は駐車した場所の近くの桜を見物しました。

二十間道路の桜並木は有名ですが、自分の好みかどうかと聞かれると、他の桜名所のほうが好きかな、というのが正直な感想です。

持ち帰った行者にんにくは翌日からキトビロ祭り

採ってきた行者にんにくは、その日は疲れて何もせず。

約7kgの行者にんにくを前にすると、「今日はもう見なかったことにしよう」という気持ちになります。収穫は楽しい。でも、その後の処理まで当日中にやる元気は、なかなか残っていません。

翌日には、毎年楽しみにしてくれている知人へ配り終えました。

わが家でも、餃子に入れてみたり、ジンギスカンをしたときに一緒に焼いたり、炒めたものをラーメンに乗せたり、醤油漬けにしたり、納豆と一緒に食べたりと、いろいろ楽しみました。

行者にんにくは何に入れても存在感があります。控えめに言って、白米が進みます。

さらに、会計時にもらった山わさびも辛くて最高でした。ご飯がいくらでも食べられそうなくらいおいしかったです。

行者にんにくに山わさび。春の北海道は、白米泥棒が多すぎます。

まとめ:来年もまた見たい、畑一面の行者にんにく

今年も見られた、畑一面の行者にんにくの景色。

毎年見ているはずなのに、やっぱりあの光景は特別です。家族とも「来年もまた来よう」と話していました。

物価がどんどん上がっている世の中なので、1kgあたりの単価が上がっているのは許容範囲。安全に行者にんにく狩りができて、たくさん採れて、春の楽しみとして家族で出かけられる場所は貴重です。

若林農園には、これからも今の雰囲気のまま、長く続けてほしいと思います。

来年もまた、あの一面のキトビロ畑を見に行きたいです。

若林農園 行者にんにく狩り 情報まとめ

・場所:北海道日高町
・訪問日:2026年4月25日
・料金:1kgあたり1,800円(訪問時点)
・滞在時間:約40〜45分
・収穫量:3人で約7kg
・持ち物:軍手推奨
・注意点:車内がかなり行者にんにく臭くなる

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